【海外留学保険に不満】保険会社への効果的な苦情の入れ方

【海外留学保険に不満】保険会社への効果的な苦情の入れ方

海外留学保険の苦情はどうする?

留学先でのあらゆるトラブルに備えて加入する「海外留学保険」。長期間に渡って海外に滞在する留学生にとって強い味方です。
ただ残念なことに、「せっかく加入した留学保険に不満があった」ということも耳にします。

このページでは、「海外留学保険のよくある苦情」や「苦情の入れ方」について紹介します。
すでに海外留学保険に加入して不満を感じている方も、これから海外留学保険に加入する予定の方にも参考になれば幸いです。

実際にどんな苦情やトラブル報告が多いのか。

当サイトでは海外留学保険に関するクチコミや投稿を受け付けています。
海外留学保険のクチコミ比較

実際に投稿されるクチコミを見ていると、海外留学保険のよくある苦情は次のようなものです。

① 電話をしたら担当者の対応が悪かった

もっとも多い苦情は「保険会社の対応の悪さ」です。
慣れない海外での生活でトラブルに巻き込まれ、保険会社に頼ったら対応が悪かった。こんなことが起きたら本当に嫌ですね。

具体的には、
・折り返し連絡をすると言ってたのに、そのまま連絡が来ない
・電話応対が悪い。日本語もおかしい
・担当がころころ変わり、言っていることが二転三転する
などです。

海外から保険会社へ連絡するときは、国際電話なので料金が高額になります。
加入者の負担にならないように折り返して連絡をくれる保険会社が多いのですが、対応の悪い保険会社ですとその連絡が来ずに再び加入者から連絡をして、余計な電話料金がかかってしまうこともあるようです。

海外でトラブルに遭って不安になっている方が電話をしてくるので、保険会社の方は親身になって誠心誠意対応していただきたいですよね。

② 保険金の請求手続きに関する苦情

海外留学保険の保険金を請求するとき、現地で書類を揃える場合もあって大変です。
苦労して書類を揃えたのに、「さらに追加で書類が必要」なんて言われたら腹が立ちますね。

また、「保険金請求手続きがなかなか進まない」といった苦情もみられます。
特に携帯電話等の必需品が破損や盗難に遭った場合は、今後の生活にも支障が出るので、早く手続きを進めて欲しかったという声もありました。

③ 補償内容が思っているのと違った

補償内容の苦情で多いものは、「補償されると思ったら補償されなかった」というものです。
加入時にしっかりと補償内容を確認し、不明点があれば問い合わせをして、しっかりと補償内容を理解した上で加入すればこういった事態は減ると思います。

また、長期間の留学では「歯の治療」に関しては注意が必要です。
歯の治療に関しては一部の保険会社は補償対象としておりますが、補償対象外としている保険会社が多く、それが利用者からの不満・苦情につながっています。

保険会社に苦情を入れるときの注意点

① 補償内容や約款は事前に確認しておく

保険会社に補償内容に関する苦情を入れる前は、補償内容をしっかりと確認し、約款のどの部分で補償対象である旨が記載されているか把握しておくと良いです。
補償内容をしっかりと確認して約款のどの部分について不満があるのかをまとめておくと、相手にもスムーズに伝わります。

加入者と保険会社とで「約款の解釈の違い」が生じることもありますが、論理的に説明し要望を伝えるようにするとこちらの要求も認められやすくなります

② 加入した保険代理店や留学センターに相談する。

海外留学保険に加入する方は、保険代理店や留学センター経由で加入している方も多いと思います。
保険会社に電話をする前に、事前に相談してもよいでしょう。

そこで解決できる内容であれば解決も早いですし、たとえ解決できなかったとしても保険のプロの立場から良いアドバイスが貰えるかもしれません。

③ 感情的にならない。

いざ保険会社に苦情を入れるときは、冷静になりましょう。対応が悪くて腹が立つことがあっても、感情的になってしまえば伝えるべきことを伝えられません。
事前に言いたいことをまとめておき、気持ちを落ち着かせて苦情を入れられると良いですね。

④ 保険会社とのやりとりは記録する

よくある苦情の中に「担当者の言っていることが二転三転する」というものがあります。たらい回しにされる可能性もあります。

そのような時に備えて、保険会社とのやりとりを記録しましょう。電話した日時や担当者名、会話の内容を記録すると良いですね。
コールセンターでも会話の内容は録音しているでしょうが、あなた自身でも記録をとっておいたほうがよいでしょう。

どうしても解決しない時の対応

保険会社に連絡を入れても解決しないときは、「そんぽADRセンター」へ相談することをお勧めします。
「そんぽADRセンター」は保険業法に基づく指定紛争解決機関で、損害保険に関する相談を中立かつ公正な第三者である紛争解決委員が対応してくれます。
■そんぽADRセンター
そんぽADRセンターは、金融庁から指定を受けたADR機関です。
ADRとは「Alternative(代替的)」「Dispute(紛争)」「Resolution(解決)」の頭文字を取ったもので、代替的紛争手続のことです。
そんぽADRセンター(損害保険相談・紛争解決サポートセンター)
どうしても解決しないのであれば、諦めずに「そんぽADRセンター」に連絡をいれてみましょう。

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