グアム旅行でお勧めしたい海外旅行保険と、旅行の注意事項

保険のクチコミ

グアムに行くなら海外旅行保険の加入は必須!

グアムに行くなら海外旅行保険の加入は必須!
(グアムの有名なタモンビーチ)

毎年、多くの日本人観光客が訪れるグアム。
国内旅行並みの価格で南国リゾートに行けることもあって、人気の旅行エリアです。

観光客の半数以上を日本人が占めるため、現地の方でも日本語を話せる方が多く、英語に全く自信がない方でも安心して旅行ができます。

そのためつい外国だということを忘れてしまいそうですが、グアムは医療事情や治安の面では日本と異なる点が多いです。
海外旅行保険に加入しておくことはとても大切です

海外旅行保険の最重要は治療救援費用

そもそも海外では日本の健康保険が効かないので、病院などで手術・入院をすると治療費が高額になります。
特にグアムはアメリカということもあって、その医療費はかなり高額になります。

さらにグアムは日本に比べると医療水準が低いので、脳や心臓などが重病の場合は医療チャーター機で医療搬送が必要になることもあります。
後述しますが、日本人旅行者が医療搬送されて総額で1000万円以上の費用がかかったケースもあります。

その他にも家族が現地に駆けつける費用(救援者費用)も考慮すると、医療費に関する補償として治療・救援費用の補償金額は最低でも1000万円欲しいところです。

「クレジットカード付帯保険があるからいい」とお考えの人もいるかもしれませんが、クレカ付帯保険は医療保障が乏しいので、あっという間に補償が足らなくなります。

スリ・盗難の対策に携行品補償も

グラムは日本に比べると治安は決して良いとはいえず、明るい時間帯であっても観光客を狙ったスリ・置き引き・強盗による被害が発生しています。
海外旅行保険を選ぶ際は、携行品の補償も付けておくと良いですね。

主要各社の海外旅行保険の価格・特長比較

3泊4日のグアム旅行を想定し、人気4社の海外旅行保険を分析します。
さきほど書いたようにグアムの治療費用は高いので「治療・救援費用補償は最低でも1000万円は必要」と考え、治療・救援費用補償が1000万円プランを比較しています。

損保ジャパン
日本興亜
三井住友海上
火災保険
AIG保険 JI傷害
火災保険

総合評価
第1位

人気第1位

総合評価
第2位

人気第2位

総合評価
第3位

人気第3位

総合評価
第4位

人気第4位
1,770円
(PAプラン)

公式HPはこちら

1,690円
(タイプA)

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4,000円
シンプルプラン

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1,420円
(節約プラン)

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安さ

サービス

満足度

この保険の口コミ詳細

安さ

サービス

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料金(保険料)は各保険会社のHPからの抜粋です

グアムで起きた治療費用の事例

実際に現地病院への通院・入院でかかった費用事例を紹介します。

頚椎骨折で566万円

グアム島一周のサイクリング中に下り坂で転倒した。
頚椎骨折と診断され10日間の入院の後、医師と看護師が付き添いのもと、医療搬送で帰国した。

大腿骨転子間骨折で491万円

バスを降りるときに、バランスを崩して転倒した。
大腿骨転子間骨折と診断され、手術および12日間の入院。
現地には家族も駆けつけ、看護師が付き添い医療搬送で帰国した。

足関節脱臼骨折で471万円

ゴルフコースでプレイ中、コース内の岩場で足を挫き救急搬送される。
足関節脱臼骨折と診断されて、手術および6日間入院した。

脳出血で1000万円超の治療費

ショーを鑑賞中に意識を失い、救急搬送される。
脳内出血と診断され7日間入院し、現地に家族が駆けつけた。
医師と看護師が付き添いのもと、チャーター機の医療搬送で帰国。
※1000万円までは保険で補償されたが、自己負担も発生した。

グアムの医療費用の相場

全体的に医療費は高額です。
医療搬送費用は、チャーター便を利用するとさらに高くなります。
また、グアムでは入院施設のある私立病院はあまり多くありません。

日本の医療費 グアムの医療費(私立病院)
個室使用料
(1日あたり)
3~4万円 49,700円
ICU使用料
(1日あたり)
約10万円 107,600円
盲腸手術 約40万円
(10割負担の場合)
563,400~
643,900円
(入院3日)
日本への
医療搬送費用
- 965,900~
1,207,400円
(定期便利用、医師および看護師が付き添い)

※参照:東京海上日動火災「世界の医療と安全2014年」

グアムの治安、衛生について

グアムの治安はあまり良くはありません。
観光客を狙ったスリや強盗が多発しており、夜間だけでなく日中であっても強盗事件などが発生しています。
2017年8月にはグアムで最も人通りの多いギャラリアの前で通り魔事件が起き、日本人2人が亡くなられました
(死傷者14人のうち、13人が日本人でした)

参考 グアムで日本人3名が死亡する通り魔事件が発生。

また、親しげに話しかけてきた現地の人の車に乗り、降りる際に金銭を要求される事件も起きたことがあります。
日本語で話しかけられるとつい気が緩んでしまうかもしれませんが、知らない人の車には絶対に乗らないようにしましょう。

衛生面では一般的な飲食店はほぼ問題ありませんが、夜店の中には不衛生な状況で調理しているお店もあるので気をつけましょう。
飲料水に関しては水道水は飲まずにミネラルウォーターを購入したほうが安心ですね。

その他にグアム滞在で気をつけること

グアムで気をつけたいことの1つに、交通事故があります。

グアムの交通ルールでは、一時停止をすれば赤信号であっても車両の右折が可能です(車両は右側通行)。
歩行者信号が青だからといって油断していると、右折侵入の車と事故になることもあるのでご注意ください。

交通事故防止のためも観光地周辺では右折を禁止している場所も多いですが、知らずに右折侵入をする現地のドライバーもいるので、どんな場所でも気を抜かないようにしましょう。

また、グアムといえばビーチで遊ぶ人が多いと思いますが、グアムのビーチや海はサンゴや石盤が多いため、裸足で歩くとケガをする恐れがあります。ビーチサンダルを履くと良いでしょう。
タモン湾付近では水難事故が多発しているので、訪れる方は注意してください。

最後にこの記事のまとめ

  • 医療費用が高い国なので、海外旅行保険の加入は必須!
  • ・海外旅行保険の治療・救援費用補償は最低でも1000万円。
  • ・スリや強盗に注意。日本語の通じる場所も油断は禁物。
  • ・交通事故とビーチでのケガに注意。
  • ・衛生面では、夜店と飲料水に気をつける。

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