海外旅行中のスマホが盗難について海外旅行保険の各社比較まとめ

海外旅行中にスマホが盗難！海外旅行保険で補償される？

激増している海外旅行中のスマホ盗難や紛失

海外旅行中のスリや置き引き等の盗難被害が多発しています。

少し前までは海外旅行で盗難されるものといえば財布が多かったのですが、最近ではスマホの盗難被害が増えています。
スマホは高値で転売できるため、転売目的で盗難されることが多いようですね。

世界各国でキャッシュレス化が進んでおり、財布には必要最低限の現金しか入れず決済にスマホを利用する方が増えているので、今後もスマホが狙われる恐れはますます高まっていくでしょう。

もしスマホが盗難や故障になったとき、どうすればいい？

海外旅行中にスマホに損害(盗難や破損、故障)があったときは、加入している海外旅行保険の「携行品補償」を使って補償してもらいましょう。

保険金の請求に必要な書類は下記の通りです。

携行品補償の保険金請求で必要な書類

（１）事故証明書、盗難届(盗難事故の場合)
盗難されたことを証明するために必要です。盗難届の場合は現地の警察に伝えて書類をもらいましょう。第三者が書いた証明書でも可としてくれる場合もあります。

（２）購入時の領収書、保証書、取扱説明書等の原本
被害にあったスマホが、被保険者本人の所有物であることを証明するために必要です。

（３）修理見積書または修理費用の領収書
故障・破損の場合のみ必要です。

（４）損害の状況が確認できる写真
故障・破損の場合のみ必要です

上記の他にも、保険会社によってはパスポートのコピーが必要な場合もあります。 保険会社によって必要となる書類や手続きは微妙に異なっていますので、詳細はご加入の保険会社にお問い合わせください。

スマホが補償されない海外旅行保険もあるので要注意！

多くの海外旅行保険では、携行品損害補償特約でスマホの損害を補償してくれますが、スマホを補償対象外としている海外旅行保険もあるので要注意です。

エイチエス損保の海外旅行保険は、携行品損害補償ではスマホおよび携帯電話は補償対象外としています（タブレットやパソコンは補償されます）。

エイチエス損保は保険料が安い海外旅行保険「たびとも」が人気ですが、スマホの補償を希望される方は別の海外旅行保険を検討されると良いでしょう。

スマホ補償がついていて保険料の安い海外旅行保険ですと、損保ジャパンの「新・海外旅行保険off!」 や ジェイアイ傷害火災保険の「t@biho(たびほ)」 あたりが人気も高くて有力候補になります。

携行品補償額は「時価額」か「再調達費用」か

スマホに損害があった場合、携行品損害補償特約で補償される金額は、使用期間を考慮した時価額が基本です。

故障や破損でスマホを修理をする時は、修理費用と時価額の低い方の金額が補償されます。

スマホが盗難されて新たなスマホを購入する場合でも、購入費用ではなく盗難されたスマホの時価額が補償されます。「思ったほど保険金がもらえなかった」とならないよう、この点は知っておきましょう。

ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険「t@biho(たびほ)」では、盗難の場合には再調達費用(新たなスマホの購入費)が補償してくれますから、古めのスマホを長く使っている方は「t@biho(たびほ)」に入っておくと良いでしょう。