イギリス旅行・滞在で必要な海外旅行保険。現地の治安や衛生事情のまとめ。

保険のクチコミ

イギリス旅行における海外旅行保険の選び方

イギリス旅行にお勧めの海外旅行保険と現地の治安事情
(写真は、ロンドン ビッグ・ベン)

世界でも有数の観光地ロンドンがあるイギリス。
バッキンガム宮殿や大英博物館など、世界的に有名な観光スポットがたくさんあり、日本からも観光で訪れる方も多い国です。

さて、イギリスへ行くときに海外旅行保険の加入を検討する方は多いと思いますが、保険選びはどのようにすればよいのでしょう。

海外旅行保険は、万が一現地で医療機関にかかった場合の医療費への備えをメインに考える方が多いので、イギリスの医療費について説明します。

イギリスは世界の中でも医療費の高い国

日本に比べて、イギリスは医療費がとても高い国です。
医療費が安い公立病院も一応あるのですが、公立病院は予約でいっぱいで診察を受けられるまでに数週間かかることもあるので、観光客は医療費の高い私立病院に行くことになります

私立病院ですとすぐに診察を受けられますし日本語が通じるところもあります。
ただ、インフルエンザの検査をするだけで数万円かかることもあり、もしイギリス旅行中に入院や手術をすることになれば相当な費用がかかります。

イギリス旅行で加入する海外旅行保険は、私立病院にかかることを想定し、医療費の補償は最低でも1000万円は備えておくべきです。
1000万円あれば、医療費に加えて家族が現地に訪れる費用もまかなえるでしょう。

ただし、もしも日本や周辺国への医療搬送が必要となった場合は1000万円では足りなくなりますので、少しでも健康に不安がある方は医療費の補償は無制限に設定しておくと良いでしょう。

主要各社の海外旅行保険の価格・特長比較

5泊6日のイギリス旅行を想定し、人気4社の海外旅行保険を分析します。
「治療・救援費用補償に1000万円は必要」と考え、治療・救援費用補償が1000万円プランを比較しています。

【イギリス旅行5泊6日の場合】

損保ジャパン
日本興亜
三井住友海上
火災保険
AIG保険 JI傷害
火災保険

総合評価
第1位

人気第1位

総合評価
第2位

人気第2位

総合評価
第3位

人気第3位

総合評価
第4位

人気第4位
2,570円
(保険料抑えたいプラン)

公式HPはこちら

2,360円
(タイプA)

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5,680円
シンプルプラン

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2,400円
(節約プラン)

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安さ

サービス

満足度

この保険の口コミ詳細

安さ

サービス

満足度

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サービス

満足度

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サービス

満足度

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料金(保険料)は各保険会社のHPからの抜粋です

イギリス旅行中の事故で治療を受けた事例

イギリスで事故等に遭い、入院や手術を受けたときにかかった治療費用の実例を紹介します。

脳梗塞で25日間の入院をして1928万円

ホテルのロビーで意識を失い救急搬送。脳梗塞と診断され、25日間入院した。
現地には家族が駆け付け、医師および看護師が付き添いして医療搬送で帰国した。

頭部外傷の手術と入院費用で1224万円

暴漢に襲われ意識不明となる。頭部外傷で手術し、41日間入院した。
イギリス現地に家族が駆け付け、医師および看護師が付き添いして医療搬送で帰国。

虫垂炎の治療で741万円

腹痛で受診し急性虫垂炎と診断される。手術をして13日間の入院をした。

脳内出血で右半身まひ。482万円の入院費用。

右半身が麻痺したため現地の医療機関で受診。脳内出血と診断され、11日間入院した。

出典:ジェイアイ傷害火災保険株式会社 海外旅行保険事故データ(2014年度~2017年度)

イギリスの医療費相場

イギリスで病院にかかったときの医療費用相場を掲載します。
移送費は、チャーター便を使うとさらに高額になります。

日本 イギリス
ICU
使用料
約10万円/日 約20万円/日
盲腸手術
(入院平均2~3日)
60万円
(入院4日)
45万円
(入院2日)
日本への
医療搬送費用
- 1,842,200~
2,541,000円
(定期便利用。
(医師・看護師
各1名付添い)

※参照:東京海上日動火災「世界の医療と安全」

イギリスの治安や衛生について

イギリスは世界的に見れば治安も良い方ですが、日本に比べると治安は良くないので、滞在中の注意・警戒は必要です。

イギリスは銃社会ではないため銃犯罪は少ないのですが、ナイフによる恐喝等の犯罪が多くなっています。
少し古いデータですが、2017年に首都ロンドンでは400件以上のナイフによる犯罪が発生しています。
また、人混みではスリや置き引きに注意が必要です。荷物を置いて場所取りをしたり、電車で居眠りすることはしないでください。

実はイギリスでは財政難の影響で警察官の人員削減が行われてます。
2017年には「全ての犯罪を捜査するのは現実的ではない」と発表しています。この言葉には「軽犯罪は捜査しないかもしれない」という意図が含まれていると言われています。
イギリスにいるときは、貴重品を肌身離さず行動しましょう。

衛生面については概ね良好です。 水道水も飲むことはできますが、硬水であるのでミネラルウォーターを買うことをおすすめします。
また、水自体は問題なくても配水管が古い場合もあるので、頻繁な飲用は避けてください。

イギリス旅行・滞在で気をつけること

イギリスで公共交通機関を利用するときに気をつけることがあります。日本では乗り越してしまった場合、「乗越精算」の制度がありますが、イギリスにはありません。
うっかり乗り越してしまうと罰金を支払う可能性もあるのでご注意ください。

また、日本では公衆トイレは無料が当たり前ですが、イギリスでは有料のこともあります。

最後にこの記事のまとめ

  • イギリスへ行くときの海外旅行保険は、私立病院にかかることを想定して加入する
  • ・スリなどの軽犯罪は警察が捜査してくれない可能性もある
  • ・飲み水はミネラルウォーターを購入すること

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