【海外旅行保険】旅行先で火山が噴火した!旅行保険と保険会社の対応まとめ

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海外旅行先で火山が噴火!海外旅行保険で補償される?


(写真はメキシコのポポカテペトル火山)

2017年11月25日にバリ島東部のアグン山が噴火し、現地の国際空港は火山灰の影響のため約2日間空港を閉鎖する事態となりました。

海外渡航中に火山が噴火してしまうと、旅行を途中で中止にしたり、空港で足止めされて日本に帰れなくなってしまいます。また出発前に噴火が起これば旅行を急遽キャンセルする必要もでてくるでしょう。

今回は渡航先で火山噴火が起きたときに、海外旅行保険の取り扱いがどうなるのかをまとめました。

空港が閉鎖されて日本に帰れないとき

バリの火山噴火でも起こった空港閉鎖ですが、空港が閉鎖されて飛行機が飛ばないとどう頑張っても帰ることはできないですね。

このように止むを得ず帰国できない場合は、代替便を利用して正常の旅行行程に戻って帰国するまで保険期間が延長されます。延長は自動でされるので手続きは不要です。

出国後に火山が噴火して途中で旅行を中止するとき

出国後に渡航先(または経由地)の火山噴火が原因で旅行の中止を余儀なくされた場合には、旅行のキャンセル費用等を負担する必要が出てきます。

それを補償してくれるのが「旅行変更費用補償特約」で、やむを得ず旅行を途中で取りやめた場合に発生する費用を補償する特約です。

海外旅行保険の約款では支払い事由に「渡航先(経由予定地も含む)で、地震もしくは噴火またはこれらによる津波」のように記載されているので、火山噴火による旅行の取りやめも補償されることが分かりますね。

出国前のキャンセル費用も補償される

「旅行変更費用補償特約」は旅行を途中で中止する場合だけでなく、出国前にキャンセルする場合も補償されます。
ですので、「渡航予定の国(経由地も含む)で火山が噴火し、旅行を中止せざるを得ない場合」に発生する費用も補償されます

ただし、この特約は保険期間によっては付帯できないのでご注意ください。
また、日本国内での火山噴火が原因で旅行がキャンセルになる場合は補償対象外ですのでご注意ください。

航空機遅延補償・荷物遅延補償は火山噴火は対象外。

火山の噴火が起こると、航空機に多大な影響が出ると思います。航空機や荷物到着の遅れ等の様々な問題が起こるでしょう。

航空機関連の特約といえば「航空機遅延費用等補償特約」と「航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約」ですが、これらの特約は火山噴火は補償対象外です。

火山噴火が起きた時のこれまでの保険会社の対応事例

最後に、最近に起きた海外の火山噴火について各保険会社が行なった対応事例をまとめました。

時期 保険会社 火山発生時の対応
【事例①】
2010年4月
損保ジャパン
「アイスランドで火山噴火」

・空港閉鎖により帰国ができない場合は、帰国が可能となるまで保険期間を自動延長(手続き、追加保険料は不要)。

・「旅行変更費用補償特約」は支払い対象。

・「旅行中の事故による緊急費用補償特約」「航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約」「航空機遅延費用等補償特約」は補償対象外。
【事例②】
2015年7月
エイチ・エス損保
「インドネシア・ジャワ島で火山噴火」

・空港が閉鎖されて帰国できない場合は、代替便により帰国が可能になり、正常な旅行工程につくことができる保険期間を延長(手続き、追加保険料は不要)。

・「旅行変更費用補償特約」は支払い対象。

・「通貨盗難補償特約」「航空機遅延費用等補償特約」「航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約」は補償対象外。
【事例③】
2017年10月
エイチ・エス損保
「バリ島グアン山で火山噴火」

事例②と同様。
※このアナウンスはグアン山の火山活動が活発化して警戒レベルが高くなった時点(噴火前)で発表されています。

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