【海外事故・災害データベース】海外旅行・滞在の危険中を避けるために

リゾート地バリで起きた事件

11月25日の朝、インドネシアのバリ島南部デンパサールで、現地に住む日本人女性が強盗に襲われる事件が起きました。
女性は首の骨を折り、一時意識不明の重体となりました。

被害にあった女性は、アパート2階の自宅に入るところを、待ち伏せていた犯人に襲われました。
犯人は女性宅から日本円等の金品を強奪し逃走。女性は2階から転落し頚椎の骨にひびが入り、一時的に意識不明となりました。

犯人は27日未明に逃亡を試みていたジャカルタの空港で逮捕されました。犯人によると、女性は犯人に抵抗し、自ら飛び降りたとのこと。

アパートの防犯カメラ映像には、女性が犯人に1分以上に渡り首を絞められ気絶し、室内に引きずられていく様子が映っていました。
また、犯人は被害女性の住むアパートで建設作業員として働いていたことがあり、被害女性を知っていた可能性があるようです。

（逮捕されたインドネシア人の男。財布の中には強盗した日本円が入っていた）

インドネシアの治安

このような恐ろしい事件が発生し、インドネシアの治安について不安を感じると思います。
はっきり申し上げると、インドネシア・バリの治安は日本よりもずっと悪いです。

日本のように落とした財布が警察に届けられるほど安全な国はむしろ少ないです。
インドネシアも同様で、人ごみではスリや置き引きが多数発生しており、旅行で訪れた日本人も被害にあっています。
また人通りの少ない道や夜間には強盗被害に遭うこともあるので、一人で出歩くことは危険ですね。

インドネシアには日本人が19,000人以上生活しており、特にバリ島は観光客も多いため少しずつ治安・生活環境が改善されてきてはいるのですが、日本ほどの安心を求めるのはまだまだ難しいでしょう。

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