【海外事故・災害データベース】海外旅行・滞在の危険中を避けるために

2018年4月10日にイタリアの観光名所であるピサの斜塔で、日本人観光客の男性（63歳）が突然倒れ、イタリア消防局の救急隊がその場で応急治療をしたものの死亡したという事故がありました。

この男性はピサの斜塔の中階まで上がったものの突然倒れたとのことで、旅行による疲労・負担が蓄積したことが原因でないかと救急隊は推測しています。

なお、イタリアではこの出来事を受けて、ピサの斜塔を一時的に閉鎖する対応がとられました。

観光名所の多いイタリアだからこそ旅疲れには要注意！

イタリアはピサの斜塔以外にもローマなど観光名所が多数あり、それらを回っていると本人の気が付かないうちに疲労はかなりのものになります。
旅行スケジュールを立てるときは無理のない計画を立てるようにし、自身の体調を常に意識しながら旅行を楽しむことが重要です。

また、もしも旅行中に不調を感じることがあれば無理はせず現地病院を受診するなどしましょう。
海外旅行保険に加入している方は、保険会社が用意する日本語対応の24時間コールセンターで病院を紹介してもらうことができますし、海外旅行保険によっては日本語通訳を付けたり、支払い不要のキャッシュレス治療や診察を受けることも出来ます。

海外旅行保険についてはこちらの記事も参考にしてください。
参考サイトイタリア旅行で知っておくべき海外旅行保険の選び方

観光名所「ピサの斜塔」について

イタリア中部トスカーナ州のピサ市にある観光スポットです。
「ピサのドゥオモ広場」は世界遺産にも登録されていて、入場はチケットが必要ですが、チケット売り場は常に混雑。
ピーク時はチケット販売制限がかけられ、入場できないときもあります。

高さは55.86m、階段は296段。その名前のとおり塔自体が傾いていて、現在の傾きは3.99度になっています。

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