アルゼンチンの世界遺産で、旅行中の60歳日本人女性が死亡。滑落事故か?

アルゼンチンのウマカワ渓谷
アルゼンチンの世界遺産「ウマカワ渓谷」

アルゼンチンの「ウマカワ渓谷」で、一人で旅行中であった日本人女性の遺体が発見されました。

この女性は8月26日に宿泊先から外出しましたが、チェックアウト予定日の8月28日になっても戻らないことから、宿泊先のオーナーが警察へ捜索願を出していたとのことでした。

遺体が見つかったのは「緑の丘」と呼ばれる場所で、現場の状況からこの女性が誤って転落したものとみられています。

「ウマカワ渓谷」とはどんな場所か?

ウマカワ渓谷は「南米のグランドキャニオン」とも呼ばれている、アルゼンチンの世界遺産です。
標高は2000メートルを超えます。

カラフルな地層が特徴的な「七色の丘」は絶景スポットとして有名で、毎年多くの観光客が訪れます。

出来れば単独による旅行は避けてグループ旅行を

今回事故に遭われた60歳の女性は、一人旅だったようです。
旅慣れた方だったのでしょうが、シニア世代の一人旅はあまりおすすめできません。

環境の違う海外では、本人も気づかない歩き疲れや疲労によって急に体調が悪化したり、思わぬ事故に巻き込まれることもあります。
高齢になると持病がある方も多く、普段は問題なくても海外で病気が悪化することもあります。

一人旅だと、体調悪化や事故に巻き込まれた場合に発覚が遅れたり、助けを求めるのに時間がかかることもあるので、最悪の事態になってしまう可能性が高くなります。

出来ることなら複数人数によるグループでの旅行とし単独での行動が起こらない状態で不安要素をなくして、楽しい旅行をお過ごししていただきたいと思います。