2017年6月にバリ島南部で、サーフィンをしていた日本人男性が波に飲まれて死亡する事故がありました。
事故が起きた当時はバリ島は乾季で、強烈なスウェル(うねり)が押し寄せており、波が高い状態でした。
ボートでサーフポイント間を移動していた地元サーファーが、水面に浮かんでいる日本人男性を発見し急いで引き揚げましたが、既に息はなかったとのことです。
亡くなった男性は、離岸流に巻き込まれた可能性が高いと発表されています。
この事件の少し前の1月には、日本人サーファーがバリ島でサーフィン中に頭をけがをする事故が起きています。
事故は水深が浅いスポットで発生しており、事故にあった方は岩に頭をぶつけて15cmほどの傷ができ、意識不明となりました。
一緒にサーフィンをしていた仲間が異変に気付き、救急搬送されたとのことです。その後、奇跡的に意識が回復し、無事に帰国することができました。
バリ島でのサーフィンは、滞在費も安くて混雑も少ないため日本人サーファーにも人気です。サーフスポットによっては初心者でも楽しめることもあり、毎年多くのサーファーが日本から訪れて、サーフィンを楽しんでいます。
ただサーフィンは自然が相手のスポーツであり常に事故とは隣り合わせなので、安全管理には万全の注意が必要です。
特にバリ島のようなリゾート地は病院の医療費が高く、大怪我の治療で数百万円の費用がかかることも珍しくありません。
マリンスポーツをするのであれば確実に海外旅行保険には入っておきましょう。
参考 インドネシア・バリ旅行にお勧めの海外旅行保険と、観光の注意点
離岸流とは、「海岸に打ち寄せた海水が、沖へ戻る通路となる強い潮の流れ」のことです。離岸流に巻き込まれると、人がどんなに頑張って泳いでも沖へ流されてしまいます。
もし白波が立っている間の一部にほとんど波が立っていない場所があれば、そこが離岸流となっている可能性が高いです。
日本国内でも海水浴シーズンには離岸流による水難事故が頻繁に発生しています。
確かインドネシアのサーフスポットはハワイのパイプラインが出来るサーフスポットより遙かに上回る波の出る所だ。
気を付けてトライしないとね。
https://twitter.com/ran_beekenanrei/status/871671837662556162
昨年行ったけど、ここよりもはるかに緩い所ですら首がもげるかと思うくらいのブレイクだったからね。
命あってのサーフィン、安全第一で。
ライセンス取るのに離岸流勉強したばっかりだから余計に怖い