脚本家の橋田壽賀子さん、ベトナムで緊急入院。かかった治療費は2000万円!

橋田壽賀子さんが海外旅行中に緊急入院

脚本家・タレントとして有名な橋田壽賀子さんが、豪華客船によるアジアツアーでベトナムを訪れているとき、原因不明の急な下血で4日間の緊急入院し、輸血を受けました。

現地の病院で診察をしても原因が分からなかったため、医師と看護師が付き添いの元、チャーター便で日本へ帰国することとなった橋田さん。
ストレッチャーに乗り、麻酔をかけられて意識のない状態での帰国することになりました。

4日間の入院費とチャーター便の利用により、治療費として2000万円以上の高額な費用がかかったそうです。

チャーター機での帰国に費用の心配をした橋田さんでしたが、海外旅行保険に加入していたので、全て保険金でまかなえたとのことです。
保険に助けられた経験から、次に海外へ行く時には「1番高い保険に加入する!」と言っていました。

海外では日本の健康保険は効かないため、海外の病院で治療を受けたり手術・入院をすると高額な医療費がかかります。
また、今回のようにチャーター機で医療搬送されることとなれば、驚くほどの費用が必要になります。
そのようなときの備えとして海外旅行保険はとても有効です。

さて、橋田さんの病気は現地病院では分かりませんでしたが、帰国後の検査で「マロリー・ワイス症候群」だったことが判明しました。。

マロリー・ワイス症候群とはどのような病気?

マロリーワイス症候群は、食道と胃の境目部分に傷がつき、粘膜が縦に裂けて出血する状態をいいます。
嘔吐による腹圧の上昇から強い圧力がかかり起きます。

一般的な症状は、嘔吐した際に出血ですが、ごく稀にみぞおちの痛みや血便、貧血による立ちくらみの症状があります。
橋田さんの場合、痛みもなく下血のみの珍しい症状だったため、現地で原因が分からなかったのでしょう。

脚本家の橋田壽賀子さんについて

脚本家の橋田壽賀子
国民的ホームドラマ「渡る世間は鬼ばかり」や「おしん」の脚本家。1925年5月10日生まれ(今回の事故当時は94歳)。
30年ほど前に夫に先立たれてからは、6人のお手伝いさんと熱海に住む。