キューバ旅行の海外旅行保険、どの保険会社がいい?

キューバ旅行の海外旅行保険、どの保険会社がいい?
(キューバの首都ハバナにあるカバーニャ要塞はイチオシの観光スポット)
カリブ海に浮かぶ国のキューバは独自の文化を育んで来た魅力的な国で、多くの旅行者を虜にしています。

さて、海外へ出かける時は多くの方が海外旅行保険へ加入しますが、保険会社によってはキューバを補償対象外としている海外旅行保険があります。
このページでは海外旅行保険選びの注意事項のほか、キューバ旅行の注意点をご紹介します。

AIG損保とチャブ保険の海外旅行保険では補償対象外!

まず、外資系保険会社のAIG損保とチャブ保険では、キューバ旅行に関しては海外旅行保険の補償対象外としています(理由は後述します)。

そのためキューバ旅行へ行くときに加入する海外旅行保険は、日本社の損害保険会社の中から選ぶ必要があります

以前に保険会社で働いていた自分の立場から見て、国内の保険会社の海外旅行保険でお勧めをあげると、損保ジャパン三井住友海上火災保険東京海上日動火災保険 の大手3社ですね。
価格、サービス、スピードの質は、やはり大手ほど優れている傾向にあります。

さらに、この3社の中でも特にコストパフォーマンスに優れている
損保ジャパン
三井住友海上火災保険
が個人的に最もお勧めですね。

この2社とも安い保険料で加入できるインターネット型海外旅行保険を販売していて、毎年多くの旅行者がこの2社の海外旅行保険に加入しています。

以下では各社の特徴について簡単にまとめました。保険選びの参考になれば幸いです。
【オススメの損害保険会社(国内社)】
保険会社名 特長 項目別評価
損保ジャパン
「新・海外旅行保険off!」
オリコン日本顧客満足度ランキング5年連続第1位を獲得していたり、海外旅行保険クチコミランキングでも第1位となるなど圧倒的な人気のある保険です。

保険料がかなり安いうえに必要な補償だけに絞って加入するフリープランがあったり、海外旅行保険のパイオニアとも言える保険です。
価格・安さ:
サービス力:
人気・評判:

公式HPはこちら

三井住友海上火災保険
「ネットde保険@とらべる」
損保ジャパンと同様に、価格も安くて充実した補償が魅力の海外旅行保険です。

通常は補償対象外となる歯科疾病も補償してくれるのが特長です。
価格・安さ:
サービス力:
人気・評判:

公式HPはこちら

東京海上日動火災保険
の海外旅行保険
業界最大手の東京海上日動は、保険料は少し高めですが多種多様なサービスが魅力です。

保険事故がなくても利用できる「トラベルプロテクト」は、慣れない海外旅行でちょっと困った時に使える便利なサービスです。
価格・安さ:
サービス力:
人気・評判:

公式HPはこちら

AIG損保とチャブ保険ではなぜキューバは対象外なのか?

AIG損保の海外旅行保険がキューバを補償対象外としている背景には、アメリカのキューバに対する経済制裁があります。

アメリカとキューバは1961年から国交が断絶された状態が続いていて、2015年に国交を一時回復しましたが、未だに渡航に関しては制限があるなど経済制裁が続いています。

その一環でアメリカ資本の企業がキューバで経済活動をすることが制限されており、アメリカに本社があるAIG損保はキューバ旅行をサービス対象外(補償対象外)にせざるを得ない事情があります (なおチャブ保険の本社はスイスですが、こちらも同様の政治的理由が背景にあると思われます)。

キューバに入国するときの注意点

キューバに入国するとき必要な書類を用意していないと入国できなくなるので、必ず事前に準備しましょう。

① 海外旅行保険契約証の提示

キューバでは2010年5月1日以降、全ての外国人に対して海外旅行保険への加入を義務化しました。
入国審査のときに、英語かスペイン語で書かれた保険契約証(付保証明書)の提示が必要となりますので、保険会社に発行依頼を忘れないように気をつけてください。

海外旅行保険に加入し忘れたり、AIG損保等のキューバでは無効の海外旅行保険に加入していると、現地の保険会社の保険を急遽買うこととなります。

② ツーリストカードの提示

観光目的でキューバに入国する時には査証(ビザ)は必要ありませんが、ツーリストカードの提示が求められます。
ツーリストカードは旅行代理店や在日キューバ大使館で購入でき、1回で30日までの滞在が可能です。

観光以外でキューバへ行く場合は査証が必要です。査証を発行するには時間がかかるので早めに手続きしておきましょう。

③ その他の注意

先ほど述べたように、キューバはアメリカから経済制裁を受けています。
アメリカ系の海外旅行保険では補償されないこと以外にも、「アメックス」のようなアメリカの金融機関で決済されるクレジットカードや、アメリカ系銀行が発行しているトラベラーズチェックも使用できません。
多めに現金を持参する必要があります。

キューバ旅行はクレカ付帯の海外旅行保険だけでも大丈夫か?

キューバ入国に必要となる海外旅行保険は、クレジットカード付帯の海外旅行保険でも今のところ大丈夫なようです(過去にそのようなケースもあり)。

ただし、クレカ付帯の海外旅行保険でも契約証は必要なので、必ず前もってカード会社に連絡をして発行してもらいましょう

なお、クレカ付帯の海外旅行保険のみでキューバへ行くことはあまりお勧めできません。

クレカ付帯の海外旅行保険は、通常の海外旅行保険に比べて医療費保障額がかなり低く設定されています。
現地で病気やケガをして保障が足りなくなることも実際によく起こるため、補償金額が足りなくならないよう、個別に海外旅行保険に加入することが大切です。

以前に書いた「クレカ付帯保険と海外旅行保険のフリープラン加入の活用法」で解説したように、クレカ保険に上乗せで損保ジャパンの海外旅行保険にフリープランで医療保障だけ加入しておけば保険料はかなり安く済みます

保障額が足らなくて困るのは自分・家族だけでなく、現地の人たちにも迷惑がかかります。
旅行者の最低限のマナーとして保険手配だけは確実に済ませておきましょう。

備考:旅行期間にも注意が必要

それともう1点。
クレカ付帯保険は保険期間にも注意が必要です。
クレカ付帯保険は最長でも3ヶ月までの補償となるので、長期滞在予定の方はこの点も注意してください。
【最後にもう一度、キューバ旅行が対象になるお勧め保険会社の掲載】
保険会社名 特長 項目別評価
損保ジャパン
「新・海外旅行保険off!」
オリコン日本顧客満足度ランキング5年連続第1位を獲得していたり、海外旅行保険クチコミランキングでも第1位となるなど圧倒的な人気のある保険です。

保険料がかなり安いうえに必要な補償だけに絞って加入するフリープランがあったり、海外旅行保険のパイオニアとも言える保険です。
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三井住友海上火災保険
「ネットde保険@とらべる」
損保ジャパンと同様に、価格も安くて充実した補償が魅力の海外旅行保険です。

通常は補償対象外となる歯科疾病も補償してくれるのが特長です。
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東京海上日動火災保険
の海外旅行保険
業界最大手の東京海上日動は、保険料は少し高めですが多種多様なサービスが魅力です。

保険事故がなくても利用できる「トラベルプロテクト」は、慣れない海外旅行でちょっと困った時に使える便利なサービスです。
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海外旅行保険の評価・口コミ投稿一覧

評判No.1

人気の理由は保険料の安さと高いサービス力

損保ジャパンの
「新・海外旅行保険off!」

保険料 ★★★★★
サポート力 ★★★★☆
クチコミ ★★★★☆
人気度 ★★★★★

国内大手保険会社の損保ジャパンの海外旅行保険。 窓口で加入するよりもネットでダイレクトで加入したほうが30%ほど安く加入することができる。

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評判No.1

事故対応力やサービス力はNo1の評価

AIG保険会社 海外旅行保険

保険料 ★★★☆☆
サポート力 ★★★★★
クチコミ ★★★★☆
人気度 ★★★★☆

外資系大手のAIG保険会社(旧AIU保険)。海外での事故対応力やサポート力には定評があり、当サイトの調査でも満足度は一番の評価だった。

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評判No.1

保険料 ★★★★★
サポート力 ★★★☆☆
クチコミ ★★★☆☆
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中堅の損害保険会社であるあいおいニッセイ同和損保です。 ネット完結型のため店頭で加入するよりも価格がかなり安く設定されている(30~45%OFF)。

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