2017年の10月に唯一の直行便であるエジプト航空が再就航したことで、人気が高まってきたエジプト。
私も2017年の年末に10日間ほど旅行してきました。
なかなか行ける場所ではないため、カイロだけでなくエジプト国内の観光地を回る方がほとんどかと思います。
エジプトにはピラミッドやハトシェプスト女王の葬祭殿、アブシンベル神殿など有名な観光名所が南北で点在しており、高温の中を短い期間でエジプト国内を移動するため疲労がたまりやすく、体調を崩す可能性が高くなります。
簡単な治療であればエジプト国内で問題ないものの、外国人向けの施設が比較整っている私立病院で治療を受けるとなると医療費が高額となってしまいます。
さらに、エジプトの病院自体も医療水準自体があまり高いとはいえず、ケガや症状によっては他国へ医療搬送されるケースもあります。
このような理由により、エジプトへ渡航される方はもしもの場合に備えて海外旅行保険に加入することを強くおすすめします。
日本に緊急搬送するとなった場合には1,000万円以上かかることから、最低でもその金額をカバーできる保険に加入するとよいでしょう。
5泊6日のエジプト旅行を想定し、人気4社の海外旅行保険を分析します。
さきほど書いたようにエジプトの市立病院の治療費用は高いので、「治療・救援費用補償は最低でも1000万円は必要」と考え、治療・救援費用補償が1000万円プランを比較しています。
保険会社名 | 保険料 (価格) |
特長 | 項目別評価 |
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損保ジャパン 「新・海外旅行保険off!」 (この保険の口コミ詳細) |
2,640円(PAプラン) |
オリコン日本顧客満足度ランキング5年連続第1位を獲得していたり、海外旅行保険ランキングでも第1位となるなど圧倒的な人気のある保険です。 保険料がかなり安いうえに、必要な補償だけに絞って加入するフリープランがあったり、海外旅行保険の第一候補とも言える保険です。 |
価格・安さ: サービス力: 人気・評判: 【支払方法】 クレジットカードのみ |
三井住友海上火災保険 「ネットde保険@とらべる」 (この保険の口コミ詳細) |
4,720円(タイプA) |
国内大手の保険会社として安くて充実した補償を提供する三井住友海上。 通常は補償対象外となる「歯科治療」に関しても補償されるのが特長。 |
価格・安さ: サービス力: 人気・評判: 【支払方法】 クレジットカードのみ |
AIG保険会社 (この保険の口コミ詳細) |
5,680円シンプルプラン |
アメリカを中心に世界各国の医療機関と提携をしているAIG。 インターネット加入タイプの海外旅行は保険料が高めだが、保険期間が31日までであれば持病があっても加入できて、さらに持病まで補償されるので安心。 |
価格・安さ: サービス力: 人気・評判: 【支払方法】 ・クレジットカード ・コンビニ払い ・Pay-easy払い ※クレカ以外は出発前日までに支払い |
ジェイアイ傷害火災保険 「tabiho(たびほ)」 (この保険の口コミ詳細) |
3,020円(節約プラン) |
大手旅行会社JTBグループのジェイアイ傷害火災保険は業界随一の保険料の安さが魅力。 携帯キャリア決済を導入しており、クレジットカードを持たない学生さんも気軽に加入することができる。 持病があっても加入できるが、持病の補償は対象外なので要注意。 |
価格・安さ: サービス力: 人気・評判: 【支払方法】 ・クレジットカード ・携帯(スマホ)キャリア決済(docomo、au、SoftBank、Y!mobile) |
料金(保険料)は各保険会社のHPからの抜粋です
実際に現地病院への通院・入院でかかった費用事例を紹介します。
帰国便搭乗時に息苦しさを訴え、救急車で現地病院へ搬送された。
肺炎と診断され12日間入院。家族が駆けつける。
足の腫れにより帰国後直ちに病院を受診した。
エコノミークラス症候群と診断されて、治療費用3万円がかかった。
デジタルカメラの内部に砂が入ったことによりカメラが正常に作動しなくなり、15万円の修理費用が発生した。
出典:ジェイアイ傷害火災保険株式会社 海外旅行保険事故データ(2014年度~2017年度)
エジプトの治療費の相場は下記の通りになります。
日本の医療費目安 | エジプトの治療費相場 | |
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病室使用料(平均) | 個室:3~4万円/日 | 個室:4,000円 一般室:1,000円 |
救急車の料金 | 無料 | 公営:400円 |
盲腸の治療費 | 60万円 (入院日数4日間) |
16,000円 (入院日数3日間) |
※出典:ジェイアイ傷害火災保険より
有名な観光地に関しては、治安は安定してるといえるでしょう。
とはいえ、物売りがどこの地域でも非常にしつこいです。
スリやひったくりなどの軽犯罪に加え、痴漢などの被害も外務省から多く報告されています。
【日本人のひったくり被害】
2017年1月、ギザ地区のピラミッド付近の路上を歩行中、突然見知らぬ男に背後から腕をつかまれ、ズボンのポケットに入れてあった現金約3万円程度とクレジットカード2枚などが入っていた財布をひったくられた。
アジア人は顔立ちなどが現地人と全く違い、そのままだと目立ってしまうため、サングラスをかけたり帽子をつけたりなどするとよいです。
またエジプトでは、ここ数年で観光客を巻き込むテロが多数発生しています。
治安は徐々に安定してきていますが、今後もテロが発生する確率はゼロではないため、渡航前には外務省のHPで最新の情報を確認したり、現地では細心の注意を払うようにしましょう。
主にカイロですが、公共交通機関の発達の遅れから、車の依存率が非常に高いです。
そのためカイロ市内は排気ガスが酷く、気になる方も多くいます。
移動手段として馬も走っている関係で、糞の悪臭が漂う場所も少なくありません。そのためマスクは必ず持参しましょう。
お手洗いに関しては、空港や有名観光地にあるお手洗いなどツアーの行程内にて行くような場所は、日本に比べて多少清潔感は欠けるものの、ほとんど水洗のもので問題なく利用が可能です。
私がエジプトに行ったときには、トイレの出入り口でチップを渡しトイレットペッパーを利用分だけもらうという場所も多くありました。
また、犬や猫など動物が街を歩いていることもありますが、病気を持っている可能性があるので触らないようにしましょう。
歯磨き等体内に少しでも入るようなものでも、購入したペットボトルの水で行うのが無難です。
私も実際にうがいした程度で、お腹を壊すまでは至りませんでしたが、翌日はお腹がゆるくなることがありました。
レストランで食事をする際は、氷も水道水で作られるため、氷入りの飲み物は避けるようにすることも重要です。
また、生野菜は洗った時の水がついていたりしているため、食べてしまうとお腹を壊す確率が高くなります。
必ず加熱殺菌されたものを食べるようにしましょう。
夏のシーズンは思っている以上に日差しが強く、気温が50℃を超えることもあります。水分補給や、サングラスや帽子の持参など熱中症対策は忘れないようにしましょう。
逆に冬のシーズンは日中は気温が上がるものの、朝夜はかなり冷え込みます。熱中症対策のグッズだけでなく、軽い防寒着などを持ち歩くとよいでしょう。
人気の理由は保険料の安さと高いサービス力
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事故対応力やサービス力はNo1の評価
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