名古屋で自転車によるひき逃げ事件が発生。数日後に67歳の犯人を逮捕。

8月25日、名古屋市で自転車によるひき逃げ事故が発生しました。
被害にあったのは通勤途中の26歳の男性警察官で、顔面を強く打つ重傷でした。

現場の防犯カメラの映像を分析し、事件発生から数日後に67歳の男が逮捕されました。
男は犯行を認めています。

ひき逃げは法律違反の愚かな行為!

逮捕

道路交通法では、「交通事故を起こした時はただちに運転を停止し負傷者を救護しなければならない」と明記されています。
ひき逃げは、救護義務を怠りその場から立ち去る卑劣な行為です。

当然のことながら法律違反になるので、より厳しく罰せられることになります。

自転車も安全運転の意識と保険が大切

自転車も車と同様に、事故を起こせば相手に大ケガを負わせたり、最悪の場合には死なせてしまうこともある危険な乗り物です。

そうであるにも関わらず、スピードの出し過ぎやスマホを操作しながらの運転等、安全運転に対する意識が低い人が多く見られるのが現状です。
安全運転を心がける義務があることをもっと意識して欲しいと思います。

また、万が一の事故に備えて自転車保険に加入することも大切です
自転車事故に対する損害賠償額は高額化傾向にあり、過去には9000万円を超える損害賠償が認められた事例もあります。

被害者のためにも、自分自身のためにも自転車保険に加入することを強くおすすめします。

自治体の中には、自転車保険の加入義務を盛り込んだ条例を定めている所もあり、その数は年々増えています。
実は今回ひき逃げ事故のあった名古屋市も加入義務化されていたのですが、自転車に対する意識が高い自治体でこのような卑劣な事故が起きたことはとても残念なことに思います。