パリで日本人観光客2人がスマホ強盗に遭い、ナイフで刺され重傷。

2020年3月10日夜、フランスのパリ市内のエッフェル塔近くのトロカデロ広場で、日本人旅行者2名が3人組の強盗に襲われ、ナイフで刺されて重傷を負う事件が起きました。
被害に遭った日本人旅行者はどちらも20代です。

3人組の強盗犯はスマートフォンを強盗しようとし、奪い返そうとした日本人をナイフで刺したとのことです。

日本とは全く違うヨーロッパの治安状況

トロカデロ広場はエッフェル塔の見える観光名所として有名で、治安はパリの中では比較的良いとされていますが、今回のようなスリ・強盗はフランスに限らずヨーロッパ全域で多く起きています

特に最近はスマートフォン目的の強盗が多数増えており、街中でスマートフォンを出さないように旅行者に注意を促す看板があるほどです。

スマホ盗難補償のついた海外旅行保険に入っておくことが大事

今回被害にあった旅行者で気になるのが、海外旅行保険に加入していたかどうかです。
治療のため病院で入院をしているとのことですが、強盗犯が捕まって治療費が支払われない限り、基本的には治療費は自分たちで支払う必要があります。

ヨーロッパやフランスの医療費は高額ですから、手術や数日間の入院をすると100万円を超える治療費がかかります
参考記事 フランス・パリ旅行前に知るべき!海外旅行保険の選び方と現地治安事情

また前述のように、近年はヨーロッパ、アジアではスマホを狙った盗難が多発しています。
海外旅行保険に入っておけば携行品補償という項目で持ち物を盗難されても補償されますから、高額な医療費だけでなくスマホ盗難にも備えられます。

1点注意点として、携行品補償からスマホをあえて対象から外している保険会社もありますので、海外旅行保険に加入の際はスマホが対象外にされていないかをしっかりチェックしておきましょう。
参考記事 海外旅行中にスマホが盗難!海外旅行保険で補償される?

この事件に対するコメント

新型肺炎で、ルーブル美術館もエッフェル塔もベルサイユ宮殿もディズニーランドも無期限閉鎖。
観光客激減でスリや強盗で生活している犯罪者にとっては死活問題だから、今の時期の観光客は本当に狙われやすい。

日本は卒業旅行シーズンだけど、今の時期、フランスに来てもあまり楽しめないと思う。

僕もパリで2回強盗にあいました
1回目は取り返して、周りには他の一般人もたくさんいたので被害はありませんでしたが、この手のスリ集団組織は本当に関係のない人の命まで奪ってくるので気をつけて欲しいです
特に日本人は狙われやすいです。

iPhoneは特に需要高いから狙われやすい。
使う時以外見せない。テーブルの上に絶対置きっぱなしにしない。内ポケットに入れる。
じゃないと、あっという間に盗まれますパリでは。あと、強盗にあったら、潔く渡してください。命あってこそ。